神戸・須磨寺門前町にてかりんとう饅頭専門店を営んでおります。
神戸天ペロの井上です。
町のお菓子屋としては珍しいと思いますが、当店には顧問弁護士がついています。
弁護士は店のためです。
神戸天ペロは法人ですから、私とは別人です。
法律を味方につけて、かわいいお店を守ってあげたい。それはアホな経営者の独断では無理なことです。
そんな時間もないですしね。
弁護士に任せることで、私は時間を作り、お客様に喜んでいただくことに集中できます。
昔、司法試験を目指していたからこそ分かる価値ですね(^ ^)
今日はその弁護士さんと打ち合わせも兼ねて神戸・三宮で食事しました。
それからお酒を飲んでいました。
外で1:1でお酒を飲むのもずいぶん久しぶりのような。
「Bar行く?」
「え、Bar行っちゃう?」
などと、40超えたおっさん2人がハイテンション笑。
注文は・・・
「ハイボール」と
「うーん、そうやなぁ、じゃあ(悩んでるふり)・・・・ハイボールで」
居酒屋しかいっていないダサいおっさん丸出し・・。
おたがい、酒が思いつかない笑。
でも、それでいいのです。弁護士も饅頭屋も、今はお客様と家族の幸せのみに全力投入する時。
ダサいおっさんでいい。
ダサいおっさんこそ、かっこいい。
饅頭屋は白衣だけが似合えばいい笑(魂の叫び)。
また、当店には社会保険労務士さんも顧問でついています。けっこう頻繁に相談にのってもらったり色々教えてもらいます。
町のお菓子屋としてはちょっと珍しいと思いますが、こちらも最終的にはお客様に喜んでいただくお菓子創りのために必要だからですね。
社労士さんがいないとスタッフの利益保全は難しいでしょう。
経営者のえんぴつ舐め舐めでは限界があります。時間もない。
自分でやってたら時間もないしミスります。
1万円の寸志を渡そうが、100円200円のズレで不満が生まれます。
本当にそんなものなんです。
経営者の独断の1万円なんか要らないのです。
お土産とかどれだけ渡してもすぐ忘れられます。
ほんとうに大切なのは、適切なルールを作ったうえで1円2円の誤差をなくすことなんです。
どこに出しても恥ずかしくない条件を社内で用意することが大切です。
それを自分でやるのは恐ろしく面倒です。ほんとに頭から湯気が出ますよ。
だからこそ社会保険労務士さんに全委任する。
あっちはプロですから、まずミスらないです。
スタッフから、給与に関して「この項目は何ですか?」「このマイナス300円は何ですか?」と聞かれても、必ずスタッフの利益保全という理由が裏にある。
任せに任せて、無駄なストレスを感じないようになりました。
社会保険労務士さんを雇えばそれで終了というわけではないですが、社内ニコニコ運転のための第一歩です(^ ^)
全てはお客様の喜びにつながるお菓子創りや、神戸・須磨寺門前町をはじめとした地域の魅力を伝えることに繋がってくると考えています。
使うべきプロを使ってこちらは時間と労力を買い
目的に特化した動きができるからです。
昨今は、日本に見切りをつけて、海外に拠点を移していく人が多くいます。
知り合いのBarも、いきなり閉店して海外のホテルに出店。
この弁護士さんと訪れた、素晴らしい料理屋も、海外にいって雇ってもらうためにもうすぐ閉店。
そういった流れになっていますね。
それも判断だと思いますが、個人的には魅力を感じないですね。
日本は内需の国です。
良いものをかき集め、スタッフ一同で美味しく加工し、言葉と心を通わせながらお贈りしたいものです。
「井上さんは海外で売らへんの?」
と言われましたが
「売らへんですね・・・。どこまでいっても播磨か徳島ぐらい」
「いや、そんなんすぐそこですやん!笑」
などと笑いましたが冗談じゃないんですよね。
士業のプロの力を活かしながら社内をしっかり固めていきます。そして地域から魅力の輪を広げていきたいと思います。